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子宮頸がんワクチンについて

  • 正岡クリニック
  • 2023年3月13日
  • 読了時間: 1分

当院では子宮頸がんワクチンの接種を行っております。

子宮頸がんはVPDの呼ばれている病気の中の一つです。VPDとは、Vaccine Preventable Diseasesの略でワクチンで防げる病気という意味です。



子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスが関わっています。このウイルスは、子宮頸がんの患者さんの90%以上で見つかることが知られており、HPVが長期にわたり感染することでがんになると考えられています。

国内の子宮頸がんの患者さんは、年間11,000人程度(2018年)と報告されています。また、子宮頸がんで亡くなる方は、年間2,900人程度(2019年)と報告されています。


子宮頸がんの予防方法は、HPVワクチンを接種することで、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防することが重要です。

小学校6年~高校1年相当の女子は、予防接種法に基づく定期接種として、公費によりHPVワクチンを接種することができます。また、平成9年度~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方が対象です。対象者は、令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間、HPVワクチンを公費で接種できます。



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